MiG-15 v0.01 |
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Author fantazer_rnd |
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Remarks - |
初飛行 : 1947年12月30日
運用開始 : 1949年
第二次世界大戦後、アメリカ合衆国やソ連は占領したドイツ国内から大量の先進的航空技術やデータ
そして開発技術者を入手し、それらの技術やデータを活用した航空機の開発を進め
MiG-15はエンジンをロールス・ロイス ニーン2の独自改良型RD-45Fとし
アメリカやイギリスの戦闘機に対抗するため
機体は徹底的に軽量化され艤装品なども必要最小限に止め製作された
開発は急ピッチで進められ、1947年には初飛行に成功し優れた性能を示したため、すぐに大量生産が開始された
しかしMiG-15は、あまりに開発を急いだため、欠陥を改善されぬまま第一線の任務をこなす事になり
高高度飛行や高速飛行中に突然、スピンに陥るという重大な欠陥も存在したが
これに対しては速度計とエアブレーキが連動してマッハ0.92を超えないようにしていた
その他にも、急ぎすぎた開発のために様々な欠点を抱え込んだが
当時のソ連にはアメリカなどに比べて優れたジェット戦闘機が無かった上
それらの欠点を補って余りある素晴らしい性能を保持していたため
15,000機以上が生産され、ソ連の衛星国や友好国にも大量に供与された
その生産数ゆえ、派生型は量産されたものだけでも数知れず存在し
西側ではいまだにきちんとした認識はされていない
欠陥は多数開発された改良型で徐々に解決されていき
最も多く生産されたMiG-15bisは、当時の大抵の西側戦闘機を遙かに凌駕する性能を発揮していた
なお、MiG-15bisは大幅な改良型のVK-1エンジンを搭載している
複座型のMiG-15UTIは、極めて多くの国で高等練習機として長期間使用され
2004年現在で、まだ数カ国が使用しているとされる |
性能諸元(MiG-15bis)
乗員 : 1名(UTI=2名)
全長 : 10.11m
全幅 : 10.08m
全高 : 3.70m
翼面積 : 20.60m²
空虚重量 : 3,630kg
通常離陸重量 : 4,960kg
最大離陸重量 : 6,105kg
燃料容量:-kg (-L)
発動機 : Klimov VK-1 turbojet×1基, Dry 26.5kN (5,955lbf) each
推力重量比 : 0.54
最大速度 : 1,076 km/h
航続距離 : 1,310km
増槽1基 : 1,976km
フェリー飛行時 : -km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 50,850ft
最大G : -
武装
固定武装 : NN-37D 37 mm機関砲x1 40発
NR-23KM 23 mm機関砲x2 80発
通常爆弾 : 100 kg / 50 kg爆弾
最大兵装搭載量 : -kg
ハードポイント数 : - |
派生型
I-310 | 試作機 |
MiG-15 | 初期生産型 |
MiG-15P | MiG-15bisの単座全天候迎撃機型 |
MiG-15SB | 単座戦闘爆撃機型 |
MiG-15SP-5 | MiG-15UTIの複座全天候迎撃機型 |
MiG-15T | 標的曳航型 |
MiG-15bis | 改善された単座戦闘機型 |
MiG-15bisR | 単座の偵察型 |
MiG-15bisS | 単座の護衛戦闘機 |
MiG-15bisT | 単座の標的曳航型 |
MiG-15UTI | ジェット練習機複座 |
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J-2 | MiG-15bisの中華人民共和国 ライセンス生産型 |
JJ-2 | MiG-15UTIの中華人民共和国 ライセンス生産型 |
BA-5 | J-2の無人標的機型 |
Lim-1 | MiG-15のポーランド ライセンス生産型 |
Lim-1A | ポーランド ライセンス生産型に、AFA-21カメラを搭載した偵察型 |
Lim-2 | MiG-15bisのポーランド ライセンス生産型 VK-1エンジンをライセンス生産したLIS-2エンジンを搭載 |
Lim-2R | MiG-15bisのポーランド ライセンス生産型 キャノピーの前部にカメラを内蔵した偵察型 |
SB Lim-1 | Lim-1をMiG-15UTIに準じた改修をした型。RD-45ジェットエンジンを搭載 |
SB Lim-2 | LIM-2またはSBLIM-1をLIS-1ジェットエンジンを搭載した練習機に改修した型 |
SB Lim-2A | ポーランド ライセンス生産型。複座偵察型 |
S-102 | MiG-15のチェコスロバキア ライセンス生産型 RD-45エンジンをライセンス生産したM05エンジンを搭載 |
S-103 | MiG-15bisのチェコスロバキア ライセンス生産型 VK-1エンジンをライセンス生産したM06エンジンを搭載 |
CS-102 | MiG-15UTIのチェコスロバキア ライセンス生産型 |
Raduga KS-1 Komet | MiG-15を改修し、対艦巡航ミサイルにした物 |
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