初飛行 : 2007年
運用開始 : -年
ロシアのRSK「MiG」によって開発された、マルチロール機
原型はMiG-29で、エンジンとアビオニクスの近代化、主翼の拡大などの改良がされた。
単座型のほか複座型のMiG-35Dも開発されている
ロシアでは当機を第4++世代ジェット戦闘機に定義しており
老朽化の進む
MiG-29を置き換え、また将来的には
PAK FAや
Su-27を補佐する事になる
Zhuk-AE AESAレーダーを搭載したり、機首のIRSTを新型のOLS-UEMへ換装し
エンジン下にも「OLS-K」IRSTポッドを固定装備している
オプションとして推力偏向ノズルの採用も可能。その為、機動力では世界トップクラスを誇る
また、エンジンのアフターバーナーなしでの超音速巡航「スーパークルーズ」も可能
本機は、対空戦闘能力、対地攻撃MRK能力の両方の能力を保持する、いわゆるマルチロール機である
多数の老朽化した
MiG-21の代替機を要求しているインドが、最大の輸出マーケットとして期待されていたが
運用方法の違いや不安要素が多いことから選定より外れている
なお、最初に製造された機体は旧来機
MiG-29の改修機であるMiG-29OVTで
主翼の寸法が従来の小型のもののままである
MiG-29OVTは2005年以降、ヨーロッパなどの航空ショーなどに多数出品されている