EA-18G Growler |
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Author SkylineGTRFreak |
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初飛行 : 2006年8月16日
運用開始 : 2009年9月22日
アメリカ海軍の電子戦機のEA-6Bの後継機として、複座型のF/A-18Fスーパーホーネットをベースに開発された
EA-18Gはスタンドオフ電子妨害、護衛電子妨害、自己防御電子妨害などのミッションをこなす機体となるもので、EA-6B(ICAPIII)を基本にした能力を備えており
電子戦装備としては、AN/ALQ-99戦術妨害装置(TJS)ポッド、AN/ALQ-218(V)2無線周波受信システム、通信対抗手段セット(CCS)を搭載している
また、火器管制レーダーは、F/A-18E/F Block2と同じで、AN/APG-79アクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーとなっている
固定武装は外されており、F/A-18E/FではM61 20mmバルカン砲が搭載されることになる機首内スペースにも電子戦用機器を搭載している
ハードポイントはF/A-18E/Fの11箇所から両翼端のミサイルランチャーが電子戦用ポッドに変更されたため9箇所になり、胴体中心線下1箇所と両主翼下中央の2箇所にはAN/ALQ-99戦術妨害装置ポッドが装備される
胴体下のものは低バンドの妨害装置ポッドで、両主翼下のものは高バンドのポッドとなっている
フェリー飛行の際には胴体下と翼下に1,800リットルタンクを計5個装着して3,300km飛行できる
コックピットはF/A-18Fと基本的に変わらないが、後席には電子妨害士官(ECMO)が搭乗し、多機能表示装置にECM状況などの表示が行える。また、前席のパイロットも同じ情報を多機能表示装置に映し出すことが可能となっている |
性能諸元
乗員 : 2名
全長 : 18.31m
全幅(折りたたみ時) : 9.94m
全幅(展開時) : 13.62m
全高 : 4.88m
翼面積 : 46.45m²
空虚重量 : 15,011kg
通常離陸重量 : 21,772kg
最大離陸重量 : 29,964kg
燃料容量 : 6,323kg (-L)
発動機 : GE F141-GE-400 Turbofan x2基, Dry 14,000lbf (62.3kN) / A/B 22,000lbf (97.9kN) each
推力重量比 : 0.93
最大速度 : マッハ 1.8
航続距離 : 2,346km
フェリー飛行時 : 3,330km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 50,000ft
最大G : -
武装
固定武装 : M61A1 20mm バルカン砲×1 675発
最大兵装搭載量 : 8,050kg
ハードポイント数 : 9
空対空ミサイル
短距離 : AIM-9
中距離 : AIM-120
空対地ミサイル : AGM-88 |
アメリカ国内型
F/A-18A/B | 1979年より生産された初期型。B型は複座型で当初はTF-18の名称だった 複座型であるF/A-18Bは訓練用として使用されていた |
F/A-18(R) | 機関砲を撤去し、カメラを搭載した偵察機型 |
RF-18D | 海軍向けの複座偵察機型。計画のみ |
F-18 HARV | F/A-18AをベースとしたHARV高迎え角研究機(High Alpha Research Vehicle)実験用の機体 |
X-53 | F/A-18Aをベースとした能動空力弾性翼 (Active Aeroelastic Wing) 実験用の機体 |
F/A-18C / D | 単座型はC、複座型はD。F/A-18Cの初飛行は1987年9月3日 様々な改良がなされた型式で、1988年には夜間攻撃型のF/A-18Dが初飛行している |
F/A-18F | 1999年より配備されたF/A-18A-Dの発展型。単座型はE、複座型はFとなる A-D型まではレガシーホーネット、E型以降はスーパーホーネットと呼ばれている |
F/A-18E/F Block 2 | F/A-18E/Fのアップグレード型。後席に大型ディスプレイを搭載する等アビオニクスが改良されている |
EA-18G | EA-6Bの後継機として開発された電子戦機。 専任の電子戦要員を必要とするため複座のF/A-18Fをベース機としている 初飛行は2006年8月16日 |
F-18L | ノースロップが主契約となる輸出用として開発した機体 海軍仕様の降着装置の簡素化、主翼折りたたみ装置の撤去 翼下パイロンの増設や簡略化した電子機器を搭載する機体となっている モックアップのみの段階のまま受注がなく試作機すら製作されずに終わった |
輸出型
CF-18A/B | カナダ空軍向け機体。カナダ軍における名称はCF-188A/B。138機製造 |
AF-18A/B | オーストラリア空軍向け機体。75機製造 |
EF-18A/B | スペイン空軍向け機体。スペインでの名称はC.15およびCE.15。72機製造 |
KAF-18C/D | クウェート空軍向け機体の非公式名称。40機製造 |
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