XB-52 | 最初の原型機。地上試験中に損傷した為に初飛行がYB-52より遅れた 1機製造。1952年10月2日初飛行 |
YB-52 | 2番目の原型機。操縦席はバブルキャノピーで、タンデム配置されている 1機製造。1952年4月15日初飛行 |
B-52A | 最初の量産型だが爆撃航法装備等を持たない実質的な追加試作機で 各種フライトテストに使用された 試作機との外見上の相違点は座席配置がサイド・バイ・サイドになるなど(3機製造) |
B-52B | エンジンとアビオニクス改修型 |
RB-52B | B-52Bに偵察ポッドを追加した型(27機改修) |
B-52C | 翼下増槽により最大離陸重量と航続距離を増大した型 元々RB-52Cとして発注された機体であるが爆撃機型として完成した 1956年3月初飛行。35機製造 |
B-52D | 偵察機能を削除して長距離爆撃機に特化した型 一部は通常爆弾が大量に搭載できるように改造され、ベトナム戦争に投入された 1956年5月初飛行。170機製造 |
B-52E | 低空侵攻用にアビオニクスと爆撃管制システムを改良したバージョン 1957年10月初飛行。100機生産 |
B-52F | エンジンをJ57-P-43Wに換装。89機生産。1958年5月初飛行 |
B-52G | 低空長距離侵攻能力を強化した型 燃料搭載量の増加のための軽量化により機体構造を変更 居住性を強化。垂直尾翼上端をカット。後部機銃席を廃しリモコン銃座に変更 START Iの締結により、ほとんどの機体が廃棄された。193機生産 |
B-52H | エンジンをP&W TF33ターボファンに変更 後部機銃を12.7mm×4からM61 20mmバルカン砲×1に変更(現在は取り外されている) 一部の機体はD-21飛行試験に使用された。102機生産。1960年7月初飛行 |
JB-52E | B-52Eの1機(機体番号57-0119)を、8基あるTF33エンジンのうち 2基をTF391基に換装した機体 |
NB-52A | B-52Aの最終号機(機体番号52-0003)を、超音速試験機X-15の試験支援機に改造した機体 X-15は専用のパイロンの他、エンジン2基を降ろして空けたエンジンパイロンに搭載された |
NB-52B | B-52B型のうち1機(機体番号52-0008)を、X-15の試験支援機に改造した機体 その後、NASAの多数の技術試験プロジェクトに参加し2004年に退役した |
NB-52E | B-52E型のうち1機(機体番号56-0632)を改造した機体 機首部にピトー管とカナード翼を追加し、カナード翼とCCV技術の試験に用いた |
NB-52H | B-52H型を基にしたNASAの試験支援機(機体番号61-0025)。2002年から運用 |