初飛行 : 1998年12月24日
カモフ社が開発した多目的ヘリコプターで、
Mi-8の後継機として開発された
カモフは従来同軸反転式ローターを採用したヘリコプターの設計を得意としてきたが
Ka-60では直径13.5 mの通常型5枚ローターを採用した
そのためテールローターが必要となり、ダクテッド・ファンテールローター方式を採った
ロシア陸軍の新しい主力多目的ヘリコプターとしてウラン・ウデの工場での生産体制が整えられており
21世紀カモフはロシア軍の中で以前に増して重要な位置を占めていくであろうとみなされている
また、Ka-60はロシア国内のライセンスAP-29の他に、アメリカ合衆国のFAR-29も取得しており
従来のソ連・ロシア製のヘリコプターより幅広い海外市場への展開が期待されている